ドア側上部ヒンジの一部をカチオン塗装に変更致します。
カチオン塗装とは
カチオン電着塗装とは，低濃度で水溶性の電着塗料（陽極＋）中に、被塗物（Feなど）を浸漬させ陰極（-）として直流電流をかける電着塗装の一種で、電極付近では塗料が化学反応を起こし不溶性の樹脂（ポリマー）となり複雑な形状であっても全面にピンホールなく均一で密着性の良い厚い塗膜を形成します。
特 徴
カチオン電着塗装の塗膜は防錆機能に優れ、960時間の塩水噴霧試験にも合格し、エポキシ樹脂系塗料で表面がコーティングされるので耐蝕性にも優れています。カチオン電着塗装はその優れた性能ゆえに，自動車のボディーやシャフトその他の部品，家電製品の固定金具やブラケット，建材品の補強金物などに広く採用されています。
変更範囲
カチオン電着塗装に変更される商品は，スイングドアのドア側上部ヒンジの内，SCP，SCG，AL，VP，ハセップタイプの各シリーズの標準サイズとなります。(FCG，LWPの各シリーズ及び全てのシリーズの重量ヒンジは除きます。)
弊社ヒンジのカチオン電着塗装色は上写真に示す通り黒色となります。
変更時期
仕様変更は在庫がなくなり次第（2017年2月頃）とさせていただきます。
カチオン電着塗装済ヒンジの塗膜性能の詳細に関しましては>>こちらをご覧ください。
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